【鈍感力】悩みを軽くする方法

悩みって、一つ解決すると、また別のことが気になってくるという具合に、永遠と続いていきます。

ということは、悩みを完全に解消しようというのは、不可能なのでは?と私は考えます。

悩みにくくする、あるいは、悩みとうまく付き合う方法を考えるのが現実的ではないでしょうか?

私はある事がきっかけで、悩みの解消方法について真剣に考えるようになりました。

そもそも神経質&心配性な私は、中高生時代、定期テストの1か月も前からストレスで胃の調子が悪くなるのが定例イベントでした😂人間関係でいうと、人から言われた一言を悪い方に受け取って、何度も自分の中で反芻したりと、今考えるとかなり過敏でした。それでも、あまり大きな問題にはなりませんでした。

時は流れて、大学4年~大学院2年の3年間、理系の研究室に所属することになります。

学生ですが、半分仕事のような感じで、基本的に毎日研究室にいるような生活になりました。研究自体は楽しめていたのですが、教授との折り合いが悪く、これが後々問題になってしまいました。

事あるごとにダメ出しをされ(傍から見ると私に問題はなかったようです)、それを真に受けて落ち込んで、最終年は就職も中々決まらない中、研究も進めなければならず、かなり追い詰められていきました。

結果、内定は出たのですが、教授との関係のストレスで最終的には、全て投げ出して、何回も逃走しました。研究室を無断欠勤したり、家に帰らなかったりして、様々な方に心配と迷惑をお掛けしました。なんとか、這いつくばるように修士論文を書きあげて卒業しました。

なんでも真正面から受けているとキリが無い。時には逃げたり、適当に済ましたりすることも大事だと感じるようになりました。

こんな私が普段意識している、悩み軽減法をご紹介したいと思います。一つでもお役に立つ内容があれば、幸いです。

目次

“視野を広く”を意識する

悩んでいる時、とても視野が狭くなっています。

その悩み、なんとしてでも解決しないといけないですか?

解決すれば、それに越したことないですが、もしできなくても問題無いのでは?

最も大事なのは、”絶対に解決しなければならない”と自分を追い詰めないことです。

思考・思い込みでコントロールしようという訳ではありません。視野を広げて、冷静に考えてみると”悩み”のほとんどは大した事では無いと思えるようになります。

一例を挙げてみましょう。サラリーマンパパの私の立場でありそうなシチュエーションを想定します。

悩みステップ①

悩み:上司のパワハラ(その他職場の人間関係)

選択肢①:上司の顔色を伺い、ご機嫌をとる。

選択肢②:組合や労基に相談して、最終的に上司を追放する。

選択肢③:会社を辞める。

選択肢①から③に行くに従って、悩みからの距離が遠ざかっているのが分かりますか?これが視野を広げるということだと思います。ただし、次の悩みが発生すると思うので、次のステップに移ります。

悩みステップ②

悩み:会社を辞めたら、どうなっちゃうんだろう?(ステップ①、選択肢③)

選択肢①:転職(収入源維持、引っ越しなどあるかもしれないが、家族に大きな影響無し)

選択肢②:自営業(収益出せるか不明、不安定、家族への影響大)

選択肢③:無職(収入無し、もしくはバイトレベル、家族への影響大)

選択肢②、③を見ると、最初の悩みより深くなってしまったように思いますね。ただ、とりあえず最後まで続けてみましょう。

悩みステップ③

悩み:今までの生活水準(収入)が保てない(ステップ②、選択肢②③)

選択肢①:夫婦共働き、ボロアパート住まい

選択肢②:夫婦共働き、どちらかの実家に転がり込む

選択肢③:離婚、妻子は妻の実家へ

上司のパワハラから始まり、一家離散まで行きついてしまいました。こんな結末受け入れられないと思いますか?

私の場合、どなたかのフレーズですが、”死ぬこと以外、かすりキズ”だと思っているので、これくらいのことは想像して生きています。

でもどうでしょうか。上司のパワハラに耐え続けるよりも、全部手放してしまった方が、気楽では無いでしょうか?

確かに、自分の子供を育てることには責任があります。ただし、一人で背負い込む必要はありません。その時、できる限りのことを尽くしたら、足りない分は周囲に任せてしまうことも大事です。あなたのことはどうでもよくても、あなたの子供のために頑張りたい人は必ずいると思います。

今回はかなり過激な内容になっていますが、ところどころで踏みとどまれそうな選択肢もあったと思いますし、最悪の選択肢でも、有りかなと思っていた方が人生楽になりますよ!

周りの目を気にしない

前項の思考を補強するものですが、周りの目を気にしないことが非常に重要です。見て分かる通りですが、周りの目を気にすると、最も辛い現状維持という選択肢を取ることになります(悩みステップ①、選択肢①など)。

全ての嫌なことを自分の内に留めて、周囲はそれに気づかない状態です。一番つらい状態ではないでしょうか?

それよりも、周囲から何か言われるような選択肢を取ることで、あなたが抱えている問題は周囲に明らかになります。むしろ、この状態にすることで、自分の本当の味方を明確にすることができます。

この時、周りに残ってくれるのが味方であり、例え皆が離れたとしても、うるさく言ってくる人がいなくなるのですから、楽になりませんか?また、その状況から新しく出会って、そばにいてくれる人はそんな自分でも受け入れてくれる人です。

周囲を気にして、偽りの自分で生きる事がどれほど無意味なことか分かりますよね?

あなたの気持ちに素直に行動することが、結果的にあなたにとって最高の人生になるはずです!

“悩む”をやめて、”考えて、即行動”

“悩む”というのは、例えれば、洞窟の行き止まりで足踏みしているようなものです。これでは何も解決しないですよね?

では、状況を打開するために、他に道は無いか”考え”ます。ただ、ここで注意なのが、考えるだけでは現状が変わりません。考えて未来に希望を見出すが、結局行動しないから現状が変わらず、失望する。これが大半の人のパターンだと思います。

“考え”たことは即行動・実行して、結果を出して下さい(洞窟の例えで言えば、一歩を踏み出してみる)。

ここでいう”結果”は、良いも悪いもありません。行動の結末を知ることが最も重要なことです。結末を知ることでその”考え”が間違えていたのか、正解だったのか、結論を下すことができます。そして、これを踏まえて、次の”考えて、即行動”に移っていくことができます。このループに入ると、気づいた時には”悩む”工程は無くなっているのです。

切り替えて、放置して、休む

前項の”考えて、即行動”は大変実用的ですが、いつもできるとは限りません。行動の内容次第では、即(5分後や今日中など)できないかもしれません。考えてから行動できるまでにモヤモヤした時間を過ごすことになると、とても疲れますし、他のことに集中ができなくなってしまします。

そんな時は、一旦忘れましょう!

そんなことできないとお思いかもしれませんが、これはトレーニングで身に付けることができます。

私の場合、仕事からの帰宅中に、仕事の事は忘れられるようになりました。翌日、仕事を始める際に、やっと抱えていた問題を思い出すほどです。

とてもシンプルなトレーニング方法です。

悩みの元から離れた瞬間、忘れることを意識して下さい。例えば、仕事であれば、仕事場から離れたら、いくら仕事の事で悩んでも解決することはできません。できないことをいくら考えても、余計に消耗するだけなので、本当に向き合うべきときまで、温存しておきましょう。

まとめ

・視野を広くして、最悪の状態を想定する。

・最悪の状態=自分を偽っていない、気楽な状態

・周りの目を気にせず、自分を偽る事の無い、選択肢を取る。

・考えたことは、すぐ行動に移して、結末を知る。

・悩んでもどうしようもない時は、一旦、忘れる。

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