人生の+αの創り方

一つ前の記事で、”人生のゼロ地点の考え方”について記述しました。これをベースにした上で、生活に潤いを与えるための+αをどうやって創るかを考えて行きたいと思います。

当然ながら、+αに取り組む時、それが何であっても多かれ少なかれリスクが発生します。ゼロ地点の設定と相互関係になりますが、リスクが実際に生じても、ゼロ地点に戻れるように考える必要があります。マイナスには行かないようにする。そのため、ゼロ地点を限りなく低いところに設定し、そうすることであらゆる+αに挑戦できるメンタリティをつくるというのが、私の考え方の大筋です。

ゼロ地点はかなり低い状態に設定したのですから、すでに現状が+αなのだという話をしたと思います。従って、現状に満足している方は、特段、リスクをとって+αを上積みする必要はありません。現状に満足できない時に限り、+αを上積みしていきましょう。

要約すると、

・現状喪失のリスクを取って、+αを上積みしよう

・失敗しても、ゼロ地点留まりと考えよう

ということです。

さて、ここまで概念部分をお話してきましたが、ここから実践編となります。

私のゼロ地点を復習しておきます。

私のゼロ地点

会社が倒産。再就職も失敗し、アルバイトで食いつなぐ。住宅ローンが払えず、マイホームを失う。一家離散し孤独になる。その後、もしかしたら生活保護で生活することになる。

このゼロ地点に対して、自分から最大のリスクを取る場合、まずは”会社を辞める”というアクションになると思います。ただし、どうしても辞めたい訳でなければ、そんなアクションは取らなくて大丈夫です。不必要なリスクは取らないでください。その代わり、起業して、そちらにフルコミットしたいなどの計画があれば、会社を辞める選択肢を取れるように、私はゼロ地点を設定しています。

とはいえ、私もまだ大きなリスクは取ったことがありません。人間、そうそう簡単に現状を捨てることはできないのです。そんな中、まずできることは、小さくても良いから、リスクを取る練習をするべきだと考えています。そうすることで、徐々に大きなリスクが取れるメンタリティを作っていくことができると考えてます。

小さなリスクも怖い場合は、ノーリスクな小さな挑戦から始めるのが良いと思います。

・仕事中は、普段、上司に言われた通りにやっている仕事でも、自分なりにより良いと考えた方法を提案したり、実践したりしてみる。

・趣味であれば、できれば能動的・創造的なもので、文章を書く、絵を描く、工作する、作曲するなど、前々からやってみたいと思っていたことに取り組んでみる。

特に二つ目の趣味については、私も実際に充実感を味わえています。以前から自分の考えなどを何か形にしたいと考えており、こうやってブログを始めてみました。自己表現することで自分の内面の理解も深まって、考えが整理できるようになりました。また、想像力の高い遊びは、子供との遊びを思いっきり楽しむことです。絵具で絵を描く、お菓子の箱やトイレットペーパーの芯を使って工作する。子供を遊ばせるのではなく、子供と一緒になって作品を作ってみてください。きっと皆さんも昔懐かしい、想像力豊かだった頃を思い出し、充足感に満たされることでしょう。

ここまできて、人生の+αの正体が何となく見えてきたのではないでしょうか?

自分の作品をアウトプットして、自身の創造力(想像力)に気づくことで、自己が満たされるのです。

ここまで、とても分かったような話をしてしまいましたが、私もまだまだ修行の身です。小さいことから、どんどん挑戦していって、いずれは大きく自己を満たせるような取り組みをしていきたいと考えています。

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